わだちの軌跡(7)

7.まとめ②企業へ また、このわだちが築いて来たものは、企業へ一投投じるべきだと思う。わだちは、障害のある人たちの能力を見いだし、その能力を発揮した仕事をしている。これは企業や官公庁に見習うべきである。こうして、彼らたち… 続きを読む わだちの軌跡(7)

わだちの軌跡(6)

6.まとめ①存在意義 わだちの存在意義は以下の通りである。①障害のある人たち自身が社会性を身に付け、自分を成長させる場所。②障害のない人たちと対等に付き合える力を養える。③運営や給与査定まで自分たちでやっている。この愛知… 続きを読む わだちの軌跡(6)

わだちの軌跡(5)

5.自立の家の基礎を築く 働いていた人たちの中には、企業に就職した人は数人しかいないものの、自立の家のスタッフになっている人たちが多くいる。自立の家のスタッフで障害のある人たちのうち、半分以上がわだち出身者で占めている。… 続きを読む わだちの軌跡(5)

わだちの軌跡(4)

4.「わだち」のような働き場が必要 働くことを通して社会性が身につくことを肌で感じている。まず、データ入力は主婦や学生をバイトとして雇ってその人たちにやって貰う。障害のある人たちはその人たちの管理をする。「管理する」とい… 続きを読む わだちの軌跡(4)

わだちの軌跡(3)

3.わだちの歩み 愛知県重度障害者の生活をよくする会(以下、「よくする会」と略す。)が最初に取り組んだテーマが「労働」である。さかのぼること1981年6月のよくする会の月例会で日本福祉大学の名誉教授である児島美都子先生が… 続きを読む わだちの軌跡(3)

わだちの軌跡(2)

2.障害のある人たちの労働環境 まず、昨今の障害のある人たちを取り巻く労働環境について触れておく。障害福祉サービス分野では、就労支援事業所が雨後のタケノコのように増えている。ときどき電車やバスで就労支援事業所の広告を目に… 続きを読む わだちの軌跡(2)

わだちの軌跡(1)

ヒラヤマ アキヒト 山田さんたちが結成した愛知県重度障害者の生活をよくする会から生まれたわだち作業所(現、わだちコンピュータハウス)。この存在は単に障害のある人たちに就労機会を与えたのでなく、彼らたちのレベルアップを図っ… 続きを読む わだちの軌跡(1)