仮想空間でサイクリングする“vzfit”、本日も自転車で世界を旅します。
世界を旅するといっても、世界には行きません。「お遍路さん」の続きをしましょう。今回は修行の道場と呼ばれる土佐国(高知県)のみめぐります。土佐国はもともと土左、都佐と言ったらしいです。
33番札所 雪蹊寺(せっけいじ)
再び高知市に入ったみたいです。高福寺として建立され、慶運寺と改名し、最終的に雪蹊寺になりました。
信親の話をしようとすると、元親(もとちか)の話をしなければいけません。元親の話をしようとすると国親(くにちか)の話をしなければいけません。信親討死の話をするとなると、織田信長と明智光秀、羽柴秀吉、大友宗麟、島津氏までの話をしないといけないでしょう(しませんが)。長宗我部家の菩提寺となり、元親の法名「雪蹊恕三大禅定門」(読めないけど…)から「雪蹊寺」となりました。
34番札所 種間寺(たねまじ)
35番札所 清瀧寺(きよたきじ)
再び高知市を抜けました。弘法大師が修行中に杖で大地をつくと、たちまちに清い水が湧き出したという伝説からこういうお寺の名前になったそうです。
36番札所 青龍寺(しょうりゅうじ)
太平洋に突き出た海沿いの山中にあります。松尾芭蕉の「古池や蛙飛こむ水の音」の古池はこのお寺にあるようです。
37番札所 岩本寺(いわもとじ)
38番札所 金剛福寺(こんごうふくじ)
37番から39番に直接行けられれば早いのですがね。
39番札所 延光寺(えんこうじ)
土佐国(高知県)最後の札所になります。
次回からめぐる伊予国(愛媛県)の札所は涅槃の道場と呼ばれているようです。涅槃は悟りということのようです。つまり次の40番から65番までの札所を巡ると悟りを開くことができるそうです。ワタクシはできそうにありませんが。