先月、とあるバンドのライブに行ってきた。
彼らのライブに行くのは久しぶりである。
コロナで思うような活動ができない中、必死にもがいていた。
そんな中とある事情でとうとう行き詰ってしまう。
その様子はあるメディアで放映されたが自分を見るようでとても恥ずかしく見れなかった。
とはいえネット等で動向は追い続けていた。
自分自身も家族の事情やコロナで生活が変わり、戸惑った。
状況は違えど味わった絶望感は言葉では言い表せない。
しかしながら彼らの音楽が救いとなり今に至る。
ただ1人で生活している事もあり、自分でマネージメントせねばならず本当は行くのをためらった。
でもどこかで逃避しないと自分が潰れてしまう。。。
そんな風に気持ちが揺れに揺れながらライブ当日を迎えた。
ぎりぎりまで悩み何か救いを求めるかのように会場へ向かった。
初めての会場で会場図に戸惑ったもののスタッフの連携で難は逃れる事ができた。
入場を開始したのと同時に、土砂降りで外で待っていたファンが雪崩れ込んできたのは別として。
ライブが始まってからは普段の展開で緊張する事も無くなった。
今回は復帰第一弾という事も重なってかどこか特別感があるような気がした。
ただいまという掛け声に対し思わずお帰りなさいと言いそうになった。
実に不思議な感覚と何か生きる勇気を頂いた。
そんな気がした。