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愛護手帳における障害の程度について

療育手帳(愛護手帳)は法律による判定基準は存在しない。1973年(昭和48年)に厚生省(現厚生労働省)が出した通知(「療育手帳制度について」)にもとづき、都道府県知事または政令指定都市の長が知的障害者に対して療育手帳(又はそれに準ずるもの)を交付している。
名古屋市の場合  

知的障害(精神遅滞)

定義

知的機能の障害が発達期(概ね18歳まで)に現れ、日常生活に支障が生じているため何らかの援助を必要とする状態にあるもの

条件
  1. 発達期(概ね18歳まで)に現れ、それが持続しているもの
  2. 知的機能が有意に平均より低いこと。(一般的にはIQ=知能指数70以下)
  3. 日常生活において適応行動上の障害があること。(日常生活に支障が生じ、医療・福祉・教育・職業等で、特別の援助を必要とする状態にあること。)

以上の3つ条件すべてを満たすことが必要。

障害程度の区分と手帳制度

障害の重さ 国の制度上の障害程度の表示 愛知県の療育手帳での障害程度 名古屋市の愛護手帳 その他の手帳での表示例
IQ(おおむね)

重さの判断

障害程度 療育判定
〜20 最重度 A1
21〜35 重度 A2
36〜50 中度 B1
51〜75 軽度 B2

まめ知識

● ビネー式知能検査でのIQの計算式
IQ(知能指数)=MA(精神年齢)÷CA(生活年齢)×100

● 障害程度の判定は、原則知能指数をもとにするが、児童相談所又は知的障害者更生相談所が日常生活能力を加味して総合的に評価する。

● 愛護手帳の障害程度が3度かつ身体障害者手帳1〜3級の場合、療育判定は「A」になる。

● 知的障害の定義では、IQ(知能指数)は70以下だが、愛護手帳の交付対象はIQ(知能指数)75以下である。

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