あなたの町の歯医者さん

名古屋市東部55ヶ所車いすで調べました

こぼれ話(こぼれるようなどうでもいい話ではないけど)

 ● こぼれ話 その1 ●

治療台に乗り移らないで、車いすのまま治療を受けたい。そのほうがラクだし。
歯医者さんによると、治療台に移ってもらうようにお願いしているのは、別にイジワルを言っているわけではなく、それ相応の理由があるようだ。

  1. 頭部の固定ができる。(頭が不安定なままだと、おっかなくって機械を使えません。)
  2. 患部の角度がかえられる。(角度が良くないと、おっかなくって機械を使えません。)
  3. 口腔内が明るく照射できる。(口の中が暗いと、おっかなくって機械を使えません。)
  4. 治療器具の可動範囲内にある。(そもそも機械が動かないと、機械を使えません。)

この場合の頭部の固定は、頭部をどこかにもたれさせて、姿勢を保持(安定)できることである。実際、リクライニング式の首当てまである車いすの場合は可能という歯医者さんも多かった。

● こぼれ話 その2 ●

不随意運動などにより、同じ姿勢を保つのが難しい場合は、拘束帯がある。拘束帯で治療台にがんじがらめ(?)にして、動かない(動けない)ようにする。(厳密に言うと、がんじがらめというのは縦横に縛らないといけないけど、この場合は横のみ)
しかし、拘束帯は歯医者さんより使用をはばかられる場合がある。
拘束帯を使用することのない歯医者さんは拘束帯自体を用意していないこともあるし、拘束帯はあるけど使いません、とおっしゃる歯医者さんもある。
その場合は、歯科医師やスタッフ、介助者などが手やタオルなどで体を押さえて治療する。また、治療を受ける人が障害を抱えたお子さんの場合は、親御さんなどに体を押さえてもらうこともある。
口を開けるのが難しい患者さんには開口器というものを用いる場合がある。さるぐつわ(表現が悪いが)のように使って口を開けたままにしておくというもの。これもないところがある。

● こぼれ話 その3 ●

「歯科治療は痛くて怖い」と恐怖心や不安感を抱いている場合には笑気吸入鎮静法、というものを提供してくれる歯医者さんがある。
名前だけ聞くと、おかしなガスが出てきて、吸うと笑いが止まらない、というもののような気がするが、そうではない。これは全身麻酔とは異なり、強制的に眠らせたり意識を失わせたりするわけではなく、リラックスした状態(うっとりした状態)になり、恐怖心や不安感を除去することが目的である。
さらに、痛み対する感覚や時間感覚が鈍くなり、ある刺激に対しても痛いと思うことが少なくなり、あっという間に治療が終わったという気になるという。したがって、治療がいつの間にか終わって、しかも痛くも何ともなかったと思うことだろう。