診療所 まめ知識

 

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語句説明


<かかりつけ医:ホームドクター>

診察のほかに普段から健康管理や食事・生活指導など相談にのってもらったり、必要な時には適切な医療機関を紹介してもらえる"頼れる町のお医者さん"。いざという時近くにいてすぐに診てもらえる、遠慮なく往診をお願いできる、普段の状態をよく知ってもらっているお医者さんがいれば安心して暮らせますね。お医者さんに「かかりつけ医になってもらえますか?」と聞いてみるのも良いと思います。本当に自分に合ったお医者さんに出会えるよう実際に診療所を訪ねたり、地域の人や地元の医師会に問い合わせるなどして探してみましょう。

<病院・診療所>

病院とは、医師または歯科医師が公衆または特定多数人のため医業または歯科医業を行う場所で、20人以上の患者を入院させるための施設を有するものをいいます。
診療所とは、医師または歯科医師が公衆または特定多数人のため医業または歯科医業を行う場所で、患者を入院させるための施設を有しないもの、または19人以下の患者を入院させるための施設を有するものをいいます。

<往診>

患者さんの緊急の依頼に対して,お医者さんが患者さんの住んでいる家に行き診察を行うこと。例えば急に具合が悪くなって診療所に行けない時などに利用します。一度も診察を受けたことのない診療所への往診依頼はお薦めできません。検査設備がそろった救急病院の方が見落としが少ないためです。今までの病気や経過、使っている薬などを良く知っているかかりつけの診療所を持つことをお薦めします。
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<在宅訪問診療>

お医者さんが患者さんの自宅に定期的に訪問し、患者さんの状態の維持・向上のための診察や、必要な医療機器や薬の管理などをすることを指します。外来通院が困難な場合や、入院するよりも住み慣れた家・家族との中で自分らしく暮らしたい、という場合などで利用できます。

<訪問看護>

看護師さんなどが患者さんの自宅に行き、食事・入浴・清拭・洗髪・排泄・リハビリテーション等の介助、床ずれの予防や手当て、カテーテル・酸素吸入・吸引等の管理、ターミナルケア(終末期医療)、医師の指示による医療的処置、家族などへの介護支援・相談、などを行うことをいいます。
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<プライマリ・ケア>

「内科」「外科」など専門分野に限らず、病気を総合的に診察することです。
複数の専門医にかかりいろいろな薬や処置を受けるよりも、必要なだけの薬を服用し、なるべく体に負担のかからない医療を受けましょう。
薬の重複を避けることで費用も安く済み、副作用の心配をすることもありません。その上で、専門の診断や治療が必要な場合は専門医へ紹介してもらうのも大切です

<コンサルト>

専門的な事柄の相談に応じること。診断の結果、専門医の治療が必要なときは専門医に相談すること。
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<病診連携>

「病院」と「診療所」が協力し合って患者さんの病状に応じて、より専門的な医療を提供することです。CTやMRIなど専門的で高度な検査や専門的な治療が必要と判断された場合に適応されます。「かかりつけ医」からの紹介状を持参すると診療所で受けたものと同じ検査を受ける必要がないなど費用や手間がはぶけます。病状が安定したら再び紹介元の「かかりつけ医」のところへ診療情報を提供し患者さんの治療を継続していきます。


<スクリーニング>

精密検査や時間のかかる検査を受ける前に、容易に短時間でおおまかな見当をつける検査です。検尿、検便、血液検査など。
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<インフォームドコンセント>

お医者さんが患者さんに治療の方法・効果・リスク・治療費など十分な説明をし、患者さんが同意した上で治療を進めていくことです。昔は"お医者さんに全てまかせて、患者さんは口出しできない"というような風潮がありましたが、今は"患者さんが納得して治療を受け、お医者さんと協力して病気と闘う"という考え方が一般的です。良いお医者さん選びの条件のひとつだと思います。
しかし「インフォームド・コンセント」をしたからと自己責任を患者さんに押し付けたり、非道な臨床試験を正当化するための道具にするなど悪用されるケースもあります。もし不信なところがあればセカンドオピニオン(主治医以外の医師の意見を聞く事)を持つことをお薦めします。
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<ワークショップ>

ワークショップ(workshop)という英語のもともとの意味は、工房、作業場など共同で何かを創作する場所を意味しています。それが、映画、アート、住民参加のまちづくりなど様々な世界で、「参加体験型のグループによる学習や創造の場」として盛んになっています。医療生協などでよく見られる形態です。

<デイケア>

通所リハビリテーションのこと。
介護老人保健施設や医療機関などに通い、理学療法、作業療法のリハビリテーションを受けることやレクリエーションに参加することで、心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるための居宅サービスの一つです。
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<バリアフリー>

バリアフリーとは、「Barrier:障壁」とFree:自由な、開放された」を組み合わせた造語で「障壁がない」というような意味に解釈されます。
もともとは建築用語で、建築物における動線の障害物の除去などの意味で使われていましたが1960年代以降、米国で身体障害者の物理的障壁を除去するという意味で広まり、現在では、より広義に社会生活・制度や施策・情報分野などあらゆる面における障壁の除去という意味で用いられる用語となっています。
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<車いすトイレ>

愛知県人にやさしい街作り推進条例に適合するトイレを「車いす(対応)トイレ」としました。
引き戸(有効幅80cm)・段差なし・洋式便座・手すり両側・車いすで転回可能(φ150cm)の条件を満たすトイレを指しています。

<医療生協>

生活協同組合の医療版。
安心してかかれる医療を願う人たちが集まって、診療所を運営したり、医療の専門家と一緒に健康づくりをするために作った協同組合です。健康な暮らしを願う人たちが直接参加して、よりよい暮らし、よりよい地域医療を目指して様々な活動をしています。ふれあい、学びあい、助け合いの精神を大切にしながら、地域で暮らす人々と共にサークル活動やボランティア活動も行っています。
もちろん医療生協が運営している診療所などの医療機関は組合員でなくても利用できます。
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<人にやさしい街づくりの推進に関する条例>
愛知県では高齢者や障害者を含んだすべての人が個人として尊重され、あらゆる分野の活動に参加する機会が与えられるように「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」が平成6年に定められ、条例に適合しないと新しく建物を建てることができなくなりました。
個人の住宅と50戸以下の共同住宅を除くほとんどの建物がこの条例の対象になります(但し100平方メートル以下の建物は除かれます)。診療所も条例の対象です。建物の所有者は建物を建てる際に、入り口までの段差解消、トイレの段差解消、洋式便器の設置などの措置を講じなければなりません。建物の規模が大きくなると車いすトイレや車いす駐車場なども必要になってきます。建物だけでなく地下街や道路、公園や駅なども条例の対象になります。
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